2022~2023年度会長就任ご挨拶

京都北ロータリークラブ
2022-2023年度 会長 町田 宗隆

 2022~23年度会長を務めさせて頂きます町田宗隆です。職業分類は茶道です。裏千家業躰(ぎょうてい)として、家元主催の行事並びに稽古の指導は元より、京都のみならず全国、海外で裏千家茶道が普及することを仕事としております。

 1905年のロータリークラブ創立以来117年目の今年、初めての女性会長ジェニファーE.ジョーンズ氏が就任されました。テーマは「イマジン ロータリー」(ロータリーを想像しよう)です。

 2650地区(京都 滋賀 福井 奈良)ガバナーは近江八幡RCの尾賀康裕氏です。テーマは「感動、感激、そして感謝」です。

 私のテーマは「和敬の心で人に接しましょう」です。サブテーマを「クラブの力を掘り起こそう」と致しました。

 1989年RI規定審議会が女性の入会を認め、日本にも16人のロータリアンが誕生しました。現在は約7200人、460倍となっています。しかし全会員に占める割合は7%。ところが世界は24%、既に4人に1人は女性会員なのです!201カ国中199番目。日本は世界から完全に取り残されています。我が京都北ロータリークラブに至っては0%、この状況を真剣に議論する必要があります。現在、圧倒的に女性の比率が高い茶道の世界ですが、こうなったのは戦後の話です。千利休の頃から400年間は男の世界でした。しかしそれは、明治時代からの地道な裏千家の学校教育が花開いたものです。長期戦略を見据えた結果ではないでしょうか。

 「和敬」は千利休の言葉です。私は「Harmony with Respect」と捉えています。ハーモニーには調和、和声そして私の大好きな合唱などの意味があります。リスペクトは尊敬、大切にするという意味です。即ち「敬意を持って相手の価値を認め、一つになろうとする心」と理解しています。

 「クラブの力を掘り起こそう」とはクラブ会員一人一人が持っている力、クラブ全体の力を理解し直そうというものです。この3年間のコロナ禍で、クラブの活動は停滞してしまいました。その中で活動を模索された会長・幹事、理事役員会には心から敬意を表します。この停滞を活性化する為、先ずは足元を見直したいと思います。

 「テーマ」「サブテーマ」の実現に向けて以下の事を今年度の努力目標といたします。

 ①予定している44回の例会を全て開催する
 ②例会の半数は会員の卓話とする
 ③例会の前後に会員相互の親睦を図る時間を増やす
 ④女性会員を含め、会員の増強を目指す
 ⑤クラブ外への広報活動を積極的に行う

 会員の皆様はそれぞれの職業分類におけるプロ中のプロです。高く幅広い見識を持っておられます。その話を又聞かせてください。現在会員の半数は在籍10年未満となっています。地区運営目標には
 ・出席しないと勿体無いと思えるような例会運営を工夫しましょう
 ・一人でも多くのメンバーがスピーチ出来る機会を設定しましょう
 ・親睦の原典は例会と情報集会にあります。
とあります。10年以上の会員の積極的な参加を是非お願いします。

 例会は自クラブの出席が原則ですが、他クラブとの交流も推奨します。それ以外にも本年度は全例会を「Zoom」配信するよう議論検討したいと思います。魅力的な例会、卓話を配信することは、きっと広報活動の一助となるでしょう。「見逃し配信」もできます。素晴らしい卓話を繰り返しお聞きください。

 今年度はクラブ創立65周年を迎えております。実行委員会の企画により、既に去る5月29日、北野天満宮と上七軒歌舞練場を会場として文化シンポジウム「歴史に学び、これからの京都を語ろう」が実施されました。京都市内の大学生を対象としたこの催しは、更に9月、10月、11月とパネラーとクラブ会員とのクラブフォーラムを予定しております。昨年度からの二つのプロジェクトも継続します。地区グローバル補助金対象の「タイにおけるサラセミアという病気の予防・治療事業」及び、地区補助金対象の「京都大学花山天文台における大望遠鏡で宇宙を観る子供塾」です。

 『525600』
 これは1年を「分」で表したものです。ジェニファーE・ジョーンズ会長も引用されています。私の年度は僅か1年です。僅か12ヶ月です。しかし52万5600分と思えば様々なことが出来そうな気がします。皆様の力を貸してください。知恵を貸してください。居心地の良い楽しいクラブとなるようにしましょう。

 先ずは1年後のクラブを想像することから始めましょう。
 感動、感激、そして感謝の1年となる様努力いたします。

 1年間どうぞよろしくお願いいたします。

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