2025~2026年度 活動計画

会長 富村 将之
昭和40年10月2日生
この度、歴史と伝統のある京都北ロータリークラブ第69代会長を務めさせていただくことになりました。
2025‐26年度国際ロータリー会長予定者のマリオ・セザール・マルティンス・デ・カマルゴさんは初めてロータリーのテーマを掲げること無く、「よいことのために手を取りあおう」(Unite for Good)というメッセージを発信されておられましたが、直前で辞任されることになりました。直後のRI理事会にてフランチェスコ・アレッツォ氏(イタリア、ラグーザ・ロータリークラブ所属)が、次期会長に選任されましたがメッセージはそのまま引き継がれることとなりました。
世界中で分断が進み、将来に向けて不透明な情勢が続く中において Unite(団結する)という言葉には多くの願いを感じるところであります。団結して奉仕活動やクラブ活動を行うことを通じて、より結束力が固まり、目標を達成する充実感を共有することができれば、これからの会員増強にも必ずやつながっていくと考えています。
また今期は何といっても我々のクラブから32年ぶりに地区ガバナーが誕生いたしました。小﨑学ガバナーは地区の基本方針を「未来へつなぐ」とされ、個性の尊重、人材の育成、そして未来の、時代にふさわしい事業やクラブ運営の再構築などを唱えておられます。
その基本方針の一助になれば良いのですが、私の会長年度のクラブテーマを「学」とさせていただきました。示し合わせたわけではないのですがたまたまガバナーのお名前と同じということで何かしらのご縁を感じております。
私は2001年に入会して以来地区委員などへ赴くこともなく井の中の蛙でありましたが、RLI(Rotary Leadership Institute)の研修を受けてロータリーの活動に大変感銘を受け、ロータリアンとしての本来あるべき立ち位置を考えるようになりました。こういった研修を入会後早い段階で受講できていれば、もっとロータリーの活動に理解を示し、積極的に奉仕活動に注力できていたかもしれません。やらされるのではなく自ら行動を起こすことができる真のロータリアンを目指していかねばなりません。
地区ではラーニングシステムが充実してきており、是非、入会浅い会員も積極的に地区の研修に参加いただいて、ロータリー活動が充実したものとなるよう、自らロータリーを学ぶきっかけとなる一年になることを願います。
浅学菲才の身でありますが、会員皆様のご指導・ご鞭撻を仰ぎ精一杯努めますのでご協力の程よろしくお願い申し上げます。